|
マネックスの松本大さんが、量的緩和の解除について、分かりやすいコメントを出していましたので、引用します。 (以下引用) 歴史上例を見ないゼロ金利政策。加えてダメ押しのような量的緩和政策。こ の量的緩和を解除するや否やの議論が、今日・明日の日銀金融政策決定会合で 行われます。そもそも量的緩和とは、金利自体とは直接の関係はなく、何重に も包装されたお中元の一番上に置かれているのしのようなもので、「この包み 開けるべからず。開ける際には先ずこの紙から外すべし」と書いてあるおまじ ない紙です。即ち、「金利容易に上げるべからず。上げる前には先ず日銀当座 預金残高を下げるべし」と。ゼロ金利政策が続いている間は、銀行は何時でも 日銀に行けばほぼゼロ%で無尽蔵にお金が借りられます(正確に表現すると、 適格担保を差し入れる限りは、公定歩合の0.1%でお金が借りられます)。 ですからその銀行が日銀当座預金にいくら積むか(これが即ち量的緩和政策で すが)は、世の中の金利とは直接の関係はない訳です。 しかし順序として、この「のし」を取らなければ箱は開けられません、即ち この呪縛を解かなければ、金利をいじることが出来ない訳です。異常とも云え る現金融政策を正常化する道程として、先ずは呪縛に関して議論すること、何 故金利というものがあるのか?何故今は金利がないのか?と云う、国の多くの 人が忘れてしまったテーマについて、脳みそをマッサージして蘇生する必要が 先ずあるでしょう。そういった意味で、首相まで巻き込んだ今回の議論の発生 は、日銀や福井総裁としてはシメたもんだと思っているのではないでしょうか。 量的緩和解除は早晩行われるでしょう。 ここまで問題意識の水準上昇に成功すれば、あとは月単位のタイミングの問 題だけです。次の大テーマは、金利は上がるのか?です。ここで議論されてい る「金利」とは、短期金利のことです。厳密に云うと、銀行が日銀から一日単 位で借りられるお金に払う金利です。これがほぼゼロ%なので、銀行は普通預 金に金利を付けて敢えて一般からお金を借りる必要がない訳です。しかし一般 にお金を借りる時は、今でも既に十分金利が付いています。従って、ゼロ金利 政策で最も恩恵を被っているのは銀行であり、最もワリを食っているのは預金 者、即ち国民全般です。これらについてもいずれ周到な議論がなされることを 期待したいと思います。 眞鍋かをりと松本大のいちばんやさしい株のはなし ―チカラを抜いて、スローな投資生活を始めよう
|
| << 前記事(2006/02/20) | トップへ | 後記事(2006/06/29)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
量的緩和策解除を決めたのはこの人たち
2006年3月9日、5年に及ぶ量的緩和策解除の方針が決定されました。 量的緩和策を解除したところでゼロ金利(無担保コール翌日物金利がほぼ0%)であることには変わりなく、日本経済にとっては実質的な影響よりも象徴的な意味合いが大きかったと思います。 ...続きを見る |
為替王 2006/03/10 14:30 |
「量的緩和解除」の意味と今後の株式市場
昨日、日銀は2001年3月から実施した「量的緩和政策」を5年ぶりに解除しました。 3月7日のブログに説明しておきましたが、一般的に悪材料が予測できる場合は、予め相場はその材料を織り込みつつ推移します。そして、その悪材料が発表された時点では、「折込済み、アク抜け」でそこまで「グズグズしていた相場」は昨日のように大反発することが多いのです。 ...続きを見る |
できる!株式投資で目指せ!3年以内に2億... 2006/03/11 12:49 |
日商簿記3級合格講座 【当座預金】
みなさん、こんにちわ。 ハゲオヤジです!いつもご覧くださいまして、ありがとうございます。 ...続きを見る |
日商簿記 3級 合格ブログ 〜一日20分... 2007/05/11 21:26 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2006/02/20) | トップへ | 後記事(2006/06/29)>> |